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空想ハーツは空も飛べるはず

失われた記憶を求めて彷徨うテイマーの日記…のはずなんだけど、なんだか子供だましでネタにまみれた日常

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2014.08.16 Sat » 【RS】夏休みSP≪戦慄別荘≫ 2."チナフ"の地下屋敷

★前回のあらすじ★

バロ「初回如きにあらすじを書く必要があるのか!?」
レイ「前回の記事をお読みくださいませ!」
ヒアデス「ボール遊びしかしておりません!」
ティル「手抜きも甚だしいな…」




わらわらする人たち

バロ「何なにー?」
冬音「アレよ、アレ」

セル「これは…何かの建物の跡ですかね」
純水「…劣化著しいな」
WS「海辺の廃墟ってこたぁ、何かの別荘か」
ラス「残った壁も風化しかけてる」
ヒア「屋根にしては妙な造りですね…」
ティル「(若干だが、魔法の痕跡がある…)」
レイ「(熟考してるティルちゃまカッコイイ…)」

夏琳「? これは、何かの看板のようです。お姉さま」
冬音「なーいす発見カリンちゃん、ちょっと見せなさい」
バロ「あ、私も」

チナフ

チャリ「…チナフ?」
フォレ「たぶん、チナフでやんす」
ゼラン「?」
冬音「濡れてて字が読みずらいわねこれ…」
バロ「えっとアレだよ、チナフってのは紙の原料になる植物の名前で…」
ラス「そりゃケナフだよ」

セル「あ、皆様。何か入口らしきものがありますよ」

発見入口

WS「お、なんか地下に続く道があるな」
冬音「でかしたセルりん!」
ラス「へー、ここだけ風化されずに残ったのかあ」
純水「(地面を踏んづけて強度を確認している)」
セル「地下だから風化もなく残ったんでしょう、中はかなり下の方まで続いているようですが」
レイ「もしかして、もしかします?」
ティル「…見に行くのか?」
バロ「いえーっすそういうこと。面白そうじゃまいか」
夏琳「(看板しまって)結局やることはいつもと何も変わりがありませんね」
WS「まぁそれはいいが…ベースキャンプどうすんだよ」
バロ「あー大丈夫、そこはね…」

いつもこういう役目

バロ「見張り王イプシロンにお願いしてある」
ラス「カトブレは疲れ切って寝てるからね」
WS「(ブリッジヘッドからここまでの行程だけでか!?)」
純水「(途中寝なかっただけマシだと思え)」

バロ「…ま、まぁでも、軽く見るだけにしておこうね。今回みんなそれぞれ、メインの武器置いてきてるんだし。キャンプだし」
ヒア「そ、そうです。それに、キャンプにカレーをそのまま置いてきてしまっているので、ヒアデス的には早く戻りt…」

…………。

潜入

バロ「って何で全員武器持ってきてるの!?」

WS「そりゃお前、戦士の習性って奴だよ」
ラス「いや、その、余興用で結局杖いるし、だったらいつものでいいかなって…」
冬音「だが今回、私は槍を持ってきた!」
レイ「ヤシの実落とす用に、やっぱりいつものスリングを持ってきてありまーす」
ティル「まさかと思ったが…持ってきておいて正解だった」
夏琳「まぁ、そういうものでしょう。ついでに私も」
ヒア「そういうご主人様も、笛をお持ちなんですね」
バロ「ふ、フルートは色んな意味でノーカンだろうに!ノーカン!」
セル「私なんてそのまま翼ですからね…まぁとにかく」

大所帯

チャリ「改めてみると、かなりのパーティ編成だよな」
フォレ「バランスだけは天下一品でやんす」
ゼラン「キャイン」

違和感バリバリの噴水


バロ「え?」
セル「これはこれは、廃墟的なのに、噴水があるとは」
純水「…全部造花だな、しかし」

冬音「水が出てるのはふしぎねえ、海水でもないし」
夏琳「そうですね」
ラス「(も、もう休む気だ…)」
レイ「んもー!休んでる場合じゃありませんってー!冒険ですの冒険!」
ヒア「お嬢様、ひさびさのパーティですがここは抑えてください…」

フォレ「ってかここ、通路が別れてるでやんすう」
WS「意外と広いんじゃね?」
バロ「見た感じ4か所に分かれてる感じだね、ここは慎重に…」
チャリ「だから!!なんで!!てめぇは!!俺に座りたがる!!」
バロ「実に座り心地がいいというか」
チャリ「落とすぞ」

ティル「一つ提案だが、ここはいっそ別れて調査してみるか?」
純水「(さりげなく頷いている)」
セル「それがいいでしょうね、まぁ3~4人で別れればたいていの事があっても対応はできますね」
ラス「回復スキル持ちはそれぞれ1グループに1人で」
バロ「あ、じゃあ私はチャリとゼラン連れてくよ。そすれば他に回復が回せるから」
チャリ「(むしろそれしかできねえんだろ)」
WS「1個確定として、あとはどうすっかな」
ヒア「ここは慎重に決めましょう」




【続く】










【ギルドヒストリー Vol.1 純水&セルリアン】


暗殺者と天使、その不可解な血縁の理由


港町を再び、満月の煌々とした輝きが照らし、夜の輪郭をはっきりと映し出す。黒雲のような影が夜空から消え去ったのは、何も純水本人の心境を表しただけの事ではなかった。
青白い光は、夜の世界の中で赤黒く輝く何かを純水に見せつけた。それを見たことによって、少なからず彼の感情には波が生じた。だが、もう長い事自分自身の感情を潰したような日々を繰り返した純水にとっては、そんな波如きでそれを外面に出すようなことはない。
だが、いつもの冷静さを失っていたのは事実だった。普段なら冷静さというフィルターを通して呟く数少ない言葉が、何故か今回だけはそのフィルターを通さず、自分自身の思いをそのまま口に出している。純水自身も驚いていた。
「やってしまった…」
今更、そんな後悔が何になるというのだ。これがはじめてではない筈だった、もうずっと何度も何度もこんな事をやってきた。いや、やらされてきた。
「………もしや、ギルドとしての、本来の狙いは…俺の従兄弟だったのか?」
いいえ、それは違います。純水の呟きに、影から言葉を返す者がいた。純水はシーフとしての本能的に、即座に得物であるダガーを目の前にかざし、その声の主を探った。
「貴方のギルドは、間違いなく追放天使である私を処断せよとの命令を下しています。貴方の従兄弟でしょうか…そう思われる方は、ただ偶然ここにいただけです」
追放天使である私?その言葉を聞いて、純水はダガーをわずかに下げた。
「お前か…?REDSTONEの情報を探る、名も無き追放天使。赤い空の日に天上界に反逆した男」
足音もなく、その者が純水に向かって歩みよってきた。だが、彼らの間にある『かつて純水の従兄弟』だった者が、彼らを分け隔てる。
「その二つ名、半分はハズレです。名も無き…ではなくて、名を忘れた追放天使です」
しかし、そんなことは純水にはどうでもよかった。
「……従兄弟だった。事故で片づけられても、俺の神経がそれを赦してはくれなそうだ」
追放天使に対してそれ以上の追及を避けた純水は、目の前の後悔に対して語りだした。それはまるで、神に対して赦しを乞う巡礼者のようだった。
「ならば、事故は事故として置いといて、すぐに私を処断すればよろしい。事故をやらかした以上に、ターゲットを取り逃がしては、暗殺者失格でしょう?」
「もう、失格でも構わない」
その寡黙と思われた男が語ったのは、予想外の弱音だった。だが、追放天使であるその男は純水に対しての追及の手を緩めない。
「ほう、足を洗うというのですか。しかし、それはそれはさぞ面倒で、大変でしょうね。ギルドの追撃を逃れるだけの実力がおありならば」
「実力ならある。連中の首を数秒のうちに空中に舞わせる事は可能だ、だが…それをするだけの理由が見つからなかった」
理由とは?そう問われて、純水はまっすぐ追放天使にその目を向けた。
「人殺しだけのギルドで、REDSTONEの情報など集められるわけがない。いずれ追放天使を締め上げるなりなんなりして、情報を得る必要があった」
追放天使は、不気味に笑った。
「じゃあ、私を殺せばよろしいのでは」
しかし、純水はそんな不気味な微笑みにも臆することなく、真っ向からこう言い放った。
「…悪知恵が働いてな。それは俺にとってプラスであり、そして…お前にとってもいずれはプラスだ」

「名も無き追放天使、お前が俺の従兄弟に成り代われ。そうすればこの大陸で、お前の存在というものは確実な物となる」

天上界から地上に堕ちた追放天使というのは、すべからくがイレギュラーな存在だった。それ故、ビショップとして日常に潜り込むしかなかった。それをしない天使は、いつだって歴史の影に隠れ、情報目当てで狙われる事も少なくない。この追放天使もまた、そういう存在だった。
「それはそれは魅力的な……。しかし、貴方が従兄弟を誤って殺したという事実は、私の手でも消せませんよ?」
「構わん。この道を選んだ瞬間から、いずれはそういう宿命に当たっても致し方ないと思っていた。…こういう形になるとは、予想外だったがな」
こういう形。その、純水がよく知ったビショップだった男の死体を見て、純水は再び語りだした。
「今更ビショップが追放天使だったとされても、何も違和感がない世界だ。成り代わったとしても、問題はあるまい。それまでの記憶なんてものも、そういうものを封じる魔術にかかったと適当な事を抜かせばいい」
追放天使は、腕を組んで「ふむ…」と考え出した。
「この大陸での存在確立と地位ですか、それはそれは私もちょうど欲しいと思っていた所です。…ということは、その代償は従兄弟殺しの罪逃れ、そして」
「無論、REDSTONEの情報だ。それは今、お前が持っている物だけではない、今後得るであろう情報も全て俺と共有してもらう。…従兄弟だからな」
従兄弟だからな。そう言って初めて、純水は口元だけの笑みを浮かべた。それを見て、追放天使もさらに笑う。
「…従兄弟の名を聞かせてくれませんかね」
既に死んだ男、その名前が純水の口から出てくる。
「セルリアン、だ」
この瞬間、追放天使は再び生まれたようなものだった。神の名の元に名づけられた天使としての名は、遠き過去の彼方。今や目の前にあるのは、この大陸で生きる為の新たな名前。ただ、それだけだった。

「いいでしょう…たった今から、私は追放天使のセルリアンと名乗りましょう。私が現状知りうる事から、今後手にするREDSTONEの情報は、すべて従兄弟である貴方と共有させて頂きます。追放天使、あるいはビショップとしての力が必要な時は、遠慮なく申し出ください。与えられた存在と地位だけの働きは保障しましょう」

セルリアンの背中の翼が、月光に当たって輝きを増した。それは、先天的な片翼と後天的な片翼が二つ合わさって、実に神秘的な輝きだった。



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AUTHOR : バロック

気が付けば、いつだってペットと共にいた。
そういうわけでREDSTONE サンライズ(陽鯖)でプレイ中の、とってものんきでネタまみれな日常を描いた画像日記集。
いろいろあったけど、私もペットも元気です。

※復帰以前の記事は全て「むかしにっき」に収納しました

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