空想ハーツは空も飛べるはず

失われた記憶を求めて彷徨うテイマーの日記…のはずなんだけど、なんだか子供だましでネタにまみれた日常

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2014.10.02 Thu » 【RS】夏休みSP≪戦慄別荘≫ 6.熟考のわけ

★前回のあらすじ★

レイ「アンデットがわんさかいるB2にやってきました」
ティル「どうも気掛かりがある家主は、キャラに似合わず熟考している」
レイ「ところで、海水ってまだこちらには来てませんの?」
ティル「まだ進行は緩やかだな、しかし時間の問題だ。B2もいずれ水に沈む」
レイ「あらすじで補完するあたり、どうかとおもいます」
ティル「…私もそう思う」




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なに?もう10月だって?

ゾンビ「ダーウー」
マミー「ウーアー」

ゼラン「キャイン」

チャリ「アンデット同士のはずなのに、何かが決定的に違いやがる。ゼランは」
バロ「それはどうでもいいんだよ。ゼランは魂がワンコだから全部許されるんだよ」

バロ「いやだからゼランはどうでもいいんだよ、変だよここのアンデット」
チャリ「ヘン、だぁ?」
バロ「アンデットって、基本的にはネクロマンサ―とかリッチの類が力吹き込んだ死体からなるんだよ」
チャリ「常識だな」
バロ「たださあ、このアンデット連中。見た限り、何かメチャクチャなんだよ」
ゼラン「ギャイン」
チャリ「メチャクチャ、だと?」
バロ「そりゃーお前、腐ってたら全部同じに見えるだろうが、私を誰だと思ってる」
チャリ「ビーストテイマー目デビルサマナー科の契約履行型デビルサマナー
バロ「ビーストテイマーの観察力を舐めるな。鑑別師に加えて、持ち前の知恵でモンスターどもの事なんざ一目で見分けられる」

バロ「このアンデットども…魔力で操られてる感じじゃなさそうだ」

チャリ「…じゃあ、何だってんだ?」
バロ「別の要因かもしれない。アンデットなんて死体に力がないとデロデロ崩れ出すんだから、何か別の所で…」




まだ暑いのでノーカンです、夏休みです

ヒア「きゃっほー!!」

ヒア「何て物持ちがいい別荘なんでしょう!これは50年前に消えたと言われる、サロンダルジャン社の銀製品じゃあありませんか!!」

ヒア「限りなく純粋な銀製品の調理器具で、銀以外にもその器具の持ち手などは象牙素材、アイボリーを用いる事によって、調理時点からの毒物混入をあらかじめ見つけ出すという、貴族らにとってはご用達で、それはある意味でキッチンメイドらにとっても、それを持っているだけで毒物混入の疑惑を晴らす事が出来る、一種のステイタスな製品じゃありませんか!!

レイ「………」
ティル「………」

ヒア「しかし最大の最大の特徴は!!なんといっても精密に彫られた薔薇の紋様!!薔薇は繊細で一本一本、同じ柄のものはないとされていて、これだけでも芸術品として一級品なんですよ!!

レイ「………」
ティル「………」

ヒア「ああああ!!それがこんなにたくさん!!今時、ビガプールのオークションハウスでもこんなに大量は出てくる事ないというのに!!」

ヒア「い、一本!一本でもいい!欲しい!欲しすぎます!!借金がなければ、なければこそ!!」

レイ「(借金なくても泥棒はどうかと思います)」

ヒア「ティ、ティル様!こここここ、これ、でででで、できますか?」

ティル「地上の物品に興味はないと言ったはずだ。私が盗むのは、あくまで天上界から落ちた物品に限る」
レイ「あのーヒアデスちゃま、目が血走ってます

ヒアデス「はっ!」(目を隠す




もう時期の話はやめましょうか


ラス「何かお隣から凄い声が聞こえてくる件」
冬音「いいからこの箱調べるわよ、よいしょっと」(荷札を見る

夏琳「ふーむ」

冬音「あら、これ全部スマグからの入荷品じゃない。どれもこれも薬品みたいだけど。…ウンダラーカンダラー薬」
ラス「横文字ばっかで理解に苦しむからって適当にはぐらかさないでって。…はぁ、魔法薬そのものじゃないみたいだ」
冬音「そのものじゃなきゃ何なのよ」
ラス「一歩手前の素材。要するに薬の原料的な薬品」
冬音「ほー、じゃあこれをアレソレしないとマトモに人様には使えないってわけね」
ラス「アレソレが気になるけど、まぁそんなもんだね」

夏琳「ふーむ」(周辺の霊を呼び出して何かを聞いている




あと何個ナンバリングいるかなぁ

セル「ただの観賞用の鎧ですね。所謂飾り」
WS「すげえなこれ」
純水「…」
セル「…何してるんですか」
WS「いや、このエンバームド、直立不動で動かねえから、何しても動かねえかと思って色々突いてたが」
純水「動かん」
エンバームド「……」
セル「やめなさいって、死者で遊ぶんじゃありません」
WS「死者じゃねえもん、アンデットだもん」
純水「…あの水晶を見ている感じだな」
WS「ほお、見てみっか」
セル「だからおやめなさいって」
WS「俺ら抵抗装備フルで積んでるから問題ねえし」
純水「(水晶を見つめはじめる)」

セル「(あぁ、何かが立ってしまいましたね)」



【続く】
【ギルドヒストリー Vol.4   Rsty&冬音】

依頼を耳にした瞬間、一瞬だけ背筋が凍りつくような感覚があった。恐らく、それは生き物としてごく当たり前な、本能的な物だっただろう。
しかし、断ろうにも断りたくなかった。何せ、あのデブで成金で口臭キツい依頼主というものは、私に対して嫌味な笑顔を浮かべながら、アレについての情報をチラつかせてきた。
死線なんてものはいくらでも潜り抜けてきた。そう、故郷を焼かれ、家族と友人達を殺されたあの日から、死線の真っただ中にいるようなものだ。いつだって背後に感じる殺気に対して、矢と槍を突きつけ、真っ向から勝負を挑んできた。その多くの勝負に勝ててきたのは偶然でも運命でもない、ただ私の実力から掴みとった必然というものだ。
さっき、依頼主の部屋に入る前に偶然聞いた掃除婦らの会話。傭兵というのは一般的な第一印象として、金だけで動く汚い商売だと言われていた。それ故、私に対する目線は冷やかだった。いいえ、結構。存分に言いなさい。私は自分から選んでこの道に足を踏み入れたのだから。事情を知らぬ連中の事など鼻にもかけない。
そういうわけで、私は傭兵として、何時もの通り報奨金とアレについての情報に釣られて、この依頼を受けてしまった。
お相手するのは、呪いの墓で死体を操る死霊魔術師。正直、相手にしたくないタイプのモンスターだ。連中はとにかく圧倒的な魔法火力でもって、野望を邪魔する物を一切合財灰とチリに化してしまう。エリプト出身として、傭兵…いや、魔法騎士の一族に生まれた私としては、正直相手がよくない。物理火力で押し通せるか、それが問題だ。
「…魔術師」
しかし、本当の意味で相手にしたくない理由というのは、そのネーミングから思い出してしまう、昔の事だった。魔法騎士のくせに、弓矢の技術も槍の才能は愚か、武器の心得すら身に付かず、とにかく単純なマジックまがいの魔法だけが上手で、どうしようもないヘタレの腰抜けの奴だった。…だが、あれは唯一家族の中で生き残った、たった一人の弟だった。
呪いの墓に向かう道中で、そんな事を思い出していた。くだらない喧嘩がキッカケで、弟は家を飛び出てしまった。しかしそれが結果的に、災厄から逃れる結果となってしまったのは、どういう皮肉なんだろうか。
故郷を焼かれた後、人づてに奴がスマグで魔法の研究に勤しんでいると聞いた時は、正直言って胸を撫でおろした。だけど、今更姉としてどういう面をして会いにも行けず、ただの手紙一枚に、エリプトが滅んだ事実と、家族の死を伝えておいた。返事も来なかったので、それから私は特にどうすることもなかった。



本能に従っておけばよかったと、あの時の私を恨んでも、この状況が好転する事がなかった。
私の戦闘スタイルとしては、敵に応じて弓矢と槍を使い分けるというものなのだが、この相手に関してはどちらも不利すぎるということを、戦闘中に悟ってしまった。
弓矢を使えど、途中で焼き尽くされてしまう。槍で突進をかけても、やはり途中で焼かれる。ではここで魔法火力を用いればいいが、それも奴にはまったく効かない。
何より、圧倒的な魔法火力によって、攻撃を加える前に自分自身が倒れてしまいそうだ。そんなレベルの話だった。
相手が悪知恵のある分類のモンスターなのも嫌だった。恐らく、私の実力を量った上で、もてあそぶようにして戦っている。そんなむかつく雰囲気を漂わせていた。
「チョーむかつく」
と言い放ったところで、逆転の秘策がある訳でもなく、ただチマチマと矢を放ってかすり傷の一つを期待しなければならない。いっそのこと、もう逃げてしまおうか。いや、ここで逃げたら傭兵の根性が廃る。根性論なんぞ語った所で、骨になればそんな物関係ないが。
死霊魔術師の目線と合ってしまわないように、その顔を伺ってみた。あれらは総じて仮面のような表情で、何一つ感情なんてない。しかし、その目がなんか赤く輝いたように見えた。
まずい、これは次の攻撃で本気を出してくる。本気の火炎嵐は、本当に私の美しいボデーを焼いて、そして骨になった私をアンデットとして操る気だ。
そういう死後もさもありなんな世界だが、生憎と私はまだ家族と友人らの元に行く気は毛頭ない。しかし、逃げ切れる保証もない。
とりあえず、五体不満足になることを覚悟して、私は逃げの体制を取る事にした。正直言って、足が震えていた。

だが次の瞬間、その衝撃は私の目の前に降り立った。




「メテオ・シャワー!!」




愚弟、降り立つ






あれは誰!?言葉をそのままの意味で現実の物として放ち、死霊魔術師に丸ごとその衝撃をぶつけている、あの男は誰だ!?
実に涼しい表情で魔法の杖を納め、慌てふためいている死霊魔術師の挙動を伺っている男は、私の方へ振り向いた。ああ、私はその時の、あの顔を一生忘れる事ないだろう。

「さすがにリッチ系相手じゃ、メテオも効かないか…だけど、一発だけの牽制球としては上々の出来だった。そうでしょう?"姉さん"

「あ…ああ…あんた………   ラスティ…!?」

そう、あれは私の弟だ!数年前、くだらない喧嘩という名の立て前で、弓矢と槍だけが至上とされているエリプトから無理やり追い出して、魔術の修羅道へと追いやった、あの愚かなる弟、生き残った私の家族だ!
「はい、愚かなる弟のラスティでござ。…あの時の手紙の返事、出さなかったんじゃなくて、出せなかったんだ。あのエリプトが滅びるとか、家族が死ぬとかまったく考えてなかったから」
「い…今はそんな事どうでもいいじゃない!何であんた…ここに?て、ていうか…メテオシャワーって…」
「あ、禁書齧ったらできた。それだけだから」
齧ったらできた!?何よそれ、あんた、どれだけ天才なのよ。…いや、天才だった、こいつは確かにイタズラ目的で魔法をやりだしたが…その習得のスピードは明らかに早すぎた。とにかく、日に日に魔法技術がレベルアップしていったのだ。何の努力もなく、ただ楽しく。まるで遊びでやっているかのように…。
しかし、これで長年の胸のつかえがとれた。やはり…私があの時、喧嘩して姉弟絶交までに至ってでも、弟をスマグに行かせたのは、間違っていなかった。それが今、ようやくわかった。
「それで…何でここに?大喧嘩して、姉弟絶交だとかまで絶叫した私の前に?」
死霊魔術師を目前にして、そんな会話をする余裕がよくぞあったものだ。しかし、あのメテオのインパクトは未だにリッチの頭を鈍らしているようだ。ふん、所詮アンデットの腐った脳味噌め。
「いやー、死霊魔術師に一人で挑んでいった愚か者の女エリプト傭兵がいるって聞いて、とりあえずエンヘイだけ掛けようかと思って来てみたら、まさかの姉さんで」
愚か者といういささか聞き捨てならない発言が飛び出たが、とりあえず…その事は後でゆっくり追及することとして。
「それはどうも…で、ちょうど来たんだから、あんたもエンヘイ以外に手伝ってくれるのよね?既にメテオで横殴りしてるけど…」
弟は、わかったように微笑んで頷いた。
「メイン火力が火系魔法で、あとはアスヒとチリぐらいしかできないけど、よろしければ」
いーや、それで十分。ウィザードがいるというのは、実に心強いものよ。 それが、弟ならば尚更の事で。
「よし、アンタのイタズラ専用マジックがどんぐらいの力つけてきたか、姉さんの私がしっかり見てあげるわ」
「イタズラ専用だなんてもう言わせないさ。 …二度目のフレイムストーム!」
そういった次の瞬間、ようやくマシな思考を取り戻した死霊魔術師が、私たちの前に火炎の嵐を放とうとしていた。しかし、弟の判断力の方が早かった。
「ファウンテンバリア! …って、よくよく考えたら魔法火力相手に防御上げても意味ないか…」
「バカねえ。ダメージ喰らっても、あんたのアスヒがあれば十分間に合う。それに…水があれば火の中を押し通れる!!」
私は咄嗟に、手にしていた弓矢をひっこめ、背負っていた槍を抜いた。

「アンデット風情が!!私達に姉弟に喧嘩売った事、あの世で後悔しなさい!!」

「アンデットにあの世もないと思うけど~今日はその啖呵、一緒に乗っておくよ」


いざ!魔法傭兵姉弟、行くわよ!!
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AUTHOR : バロック

気が付けば、いつだってペットと共にいた。
そういうわけでREDSTONE サンライズ(陽鯖)でプレイ中の、とってものんきでネタまみれな日常を描いた画像日記集。
いろいろあったけど、私もペットも元気です。

※復帰以前の記事は全て「むかしにっき」に収納しました

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